祖母が入院するかもしれないので、もし、病院に宿泊することになった場合でも仕事できるようにノートパソコンを購入することにしました。レンタルPCも考えたのだけど、Adobe CCが使えるものは無いらしい。そりゃそうか。
なにげにもう3日間も選びかねています。ちょっと書いてまとめてみようと思います。
数日に渡って迷いに迷ったのが下記。
- 動画を編集も可能なスペックにしておくべき?
- 軽量を優先?操作しやすい大画面を優先?
- ネット回線はどうする?WWANかデザリングか?
- この機会にいいPCを買っておくべきか?買い控える?←これが一番の迷いの原因だ
さらにスペックの優先順位も揺らぎまくりだったから並べてみる。
よし、ひとつずつ考えていこう。
1.WWAN
これ、今回、初めて知りました。今こんなのあるのね。
スマホのSIM挿してインターネットに繋ぐらしい。
「デザリング」と「WWAN」のメリット・デメリットって何?違いは?
WWAN | デザリング | |
---|---|---|
利便性 | スマホみたいに気軽にネットに繋げる。SIMをスマホに挿すか、ノートパソコンに挿すかの違いよな | ネットに繋ぐたび、毎回スマホでの操作が必要 |
電源 | ノートパソコンのバッテリーだけ気を付けていればいい | ノートパソコンとスマホ両方のバッテリーを気にしなくてはならない。しかもデザリングするとスマホのバッテリーの減りが早い |
SIM | SIMカードの用意が必要。スマホのがSIMフリーだから、抜いて使ってもいいのかなぁ。SIMスロットの形状確認も必要よね | デザリング可能なスマホがあればよし |
こんな感じかな。病院では納品物の送信時だけ繋がればいいかな。でも、将来的なとこ考えて、この機会に付けておくか?予算厳しいけど、そうそう買い替えないし…。ああああ、結局また迷う。
東京都心に住んでいた頃なら、Wifiがそこら中にあるから見送っただろうな。でも、富山だと…いや、打ち合わせで遠方に移動することは暫くできないだろうし、行けても大きい駅の周辺だろうから別にいいかな。総額30万円超えそうだったら削ろう。よし、そうしよう!
2.OS
Windows一択。ずっとWindows環境だから。いま、Appleの端末に慣れるために割ける時間はない。
じゃあ、何に悩んでいるかって、「Home」か「Pro」かだ。
以前、デスクトップをProにしていた時が一番安定していた思い出。両方Proなら尚良しだったのだろうけど、メインの仕事があって副業程度だったらHomeだけで十分と言うのが一般論だったから、経済的に無理しないを選択したのよね。Homeだとクロスブラウザが難解だった時代に使用していた仮想マシンの導入ができなかったわけだけど、デスクトップ側だけで充分だったし、今はそれほど難解ではない。あと、Proだと可能なリモートコントロールがあればあったで意外と便利だったんだよね。
今回は非常に残念な状況で、デスクトップ側がHomeなのよね。買い替えた当初、利便性がひとつ下がった感があった記憶…。デスクトップ(Home)のスペックが動画編集に耐えるレベルなので、病院に持ち込むノートPCからリモートでデスクトップ操作できたらベストだったんじゃないかな。ProからHomeを操作するリモートはできないらしいのよね。なんかややこしい。Proが上位のイメージでいたから、Proこそが操作する側になると思ってた。逆なのね。Homeは操作される側にはなれない、操作される側になれるのはProらしい。
ノート側がProってどうなんだろう。その必要性はあるのかな。
ここが分からん。基本デスクトップの方がスペック高くしやすいじゃない?できればデスクトップで作業したいわけで、ノートの方がスペック良くても自宅作業だとデスクトップ使うと思う。
リモート自体は、OSに頼らずアプリで実現はできる。ちょっと手間だった覚えがあるけど。
これは実家のPCを東京から操作してたことがあるから確かだわ。
でもなぁ、なまじProにしとけばよかったって経験があるもんだから、Homeにするのになんか抵抗があるというか、せっかくだからProにしとけば後悔することはないよな、なんて思っちゃう。だが、限りなく無職に近い収入の今、会社勤めの時のようにポンと買ってはいけない気がする。
…うん、「せっかくだから」という考えを捨てねばならないわね。
私がこの数年、もっと頑張ってたら、こんなにも金策に困ってなかったんだから、高スペックは分不相応というものだわ。これよ。この決意が足りなかったんだわ。書いててようやく到達した結論。
ここは断腸の思いで「Home」を選ぶ!
余裕ができたらProにアップデートも可能みたいだわ!
3.CPU
Intel派。直近の所有PCはすべて「Intel Core™ i7」。ずっと使用してて不満がない。
今使用中のデスクトップは8コア8スレッド。これ、決して過剰じゃなかった。
かなり重めのソフトをいくつも開きっぱなしにしてた方が作業効率いいんだもの。
なので「Intel Core™ i7」以上がいいなとは思ってたのだけど…
Core™ Ultra ってなんぞ?
従来のCore iシリーズの後継で、パフォーマンスと効率が向上し、NPUの搭載によりAI機能が強化している。
wikipedia より引用
NPU…搭載…AI強化…
( ゚д゚)ハッ!?もしや!!
Adobe Photoshop、Audacity、300 種類以上のお気に入りのアプリで、プロセッサーの高速化と最適化 AI 機能により、動画と写真の編集時間を短縮します。
Intel公式 より引用
こここ、これは!背景の生成する時の待ち時間なんかも短縮できちゃうのか。
さらに調べていくと、進化に乏しく感じていた電力効率/バッテリー問題についても散見される。
これは……魅力的!使ってみたい!
Ultraには「5」「7」「9」ってレベルがあるみたい。
数字が大きいほど性能が上がるのは従来のCPUと同じなのね。ややこしくなくてよかった。
私の場合、Adobe CCを使用する上で、今使っている「i7」と「Ultra」にどのくらいの差があるのか。
差というか特徴自体が違ってるっぽい(AIやら消費電力やら)わけだけど、「9」なら問題なく安心なのは分かる。「Ultra 5」でも充分だったりするのかしらってことよね。
このUltraレベル分けってコアとスレッド数によるものなのかなって調べてみたところ下記のページがHIT。あぁ、まぁ、そんな単純じゃないよね。私には難しいわ。
インテル® Core™ Ultra プロセッサーのコア数・スレッド数の一覧:
https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/products/docs/processors/core-ultra/core-ultra-series-2-mobile-product-brief.html#editorialTableBlade-10(外部リンク)
私が今使用しているデスクトップのCPUは、8コア8スレッドでスマートキャッシュ12MB。レベルで選ぶんじゃなくて、それぞれこれよりは大きい数字を選んでみようかな。
4.RAM
最低でも「32GB」、これは絶対だと体感。
動画編集どころか、PhotoshopやIllustratorの操作でさえ「64GB」だと快適度増すだろうなというのは容易に想像できるくらい32GBは最低ライン。動画編集している人は、64GBでもメモリ増設したいって言うものね。
ただ、今回購入するのはサブ機のノートパソコンであって、メインじゃないのよね。
CPUでUltra選ぶ時点でデスクトップよりノートの方がスペック上がるのに、他のパーツでわざわざ足を引っ張るのもどうなのよだよなぁ。デスクトップが急に使用できなくなった時のためのサブ機でもあるわけだし…あああ、また迷い始めた。でもこれ分不相応とかの問題じゃなくないかな。うーん。
とりあえず、置いておいて次だ、次!
5.GPU
今回もGeForce RTX かな。
AdobeCCを使う仕事にはこっちが向いてるらしい。
目にしたクリエイターがみんな「圧倒的に」「絶対」って強めに言ってる印象だから、メーカーをわざわざ変える勇気はないわ。
6.VRAM
今使ってるGPUのメモリは8GB。
これ同等かこれ以上がいいな。
7.ストレージ
512GBは必須。今のデスクトップは5年位使ってるけど、システムだけ(Cドライブ)で237GB使ってて、Dドライブも同じくらい使用してる。サブ機だし512GBでもいいもんかなぁ。
以上。
少し頭がまとまってきたところで優先順位を付け直そう。
快適に使用とギリギリ言えるラインを目指そう。
そして次のデスクトップの買い替え時に奮発しよう。
よし、今度はピックアップしたメーカーで価格比較してみよう!